フロスのやりすぎるでしみるとか知覚過敏になる可能性はとても低いです。
この記事ではフロスをやりすぎても問題がないことや、フロスをするメリット、フロスでしみる理由などを解説しています。
フロスのやりすぎでしみるのはウソ
歯医者さんで聞いた話ですが、フロスをやりすぎることで知覚過敏になることはないと聞きました。
フロスをするとしみるのはすでに知覚過敏になっていて、そこにフロスが当たるとしみることがあるそうです。
歯がしみるのは知覚過敏か虫歯でフロスのやりすぎではない。
知覚過敏は歯を強く磨くことで起こったり、歯茎が下がったりすることで起こると言われています。
知覚過敏の原因は、研磨剤が配合されている歯磨き粉で、ゴシゴシ強く磨くことで歯の表面のエナメル質を傷つけ、象牙質の部分まで傷つけたり、歯周病や加齢で歯茎が下がる事で歯の根元の象牙質部分が出てきて起こると言われています。
また、歯ぎしりや食いしばりの癖でエナメル質に亀裂が入ることも知覚過敏の原因になることも。
虫歯の原因はブラッシングのときの磨き残しが原因なのでフロスをやりすぎることで虫歯になることは考えにくいです。
フロスをすることでしみるときは知覚過敏や虫歯の可能性が高いので、歯医者さんに相談しましょう。
フロスで歯が削れることはない
フロスを当てるのは歯の側面や歯と歯の間、よく考えればフロスは糸なので、糸で毎日歯をこすっていたところで歯のように硬いものが削れることは考えにくいですね。
歯ブラシも入らない歯の隙間、歯の側面が削れているとすれば、歯医者さんで歯石を取ってもらうときに使う器具で削れている可能性も。
フロスをする4つのメリット
- 歯と歯の間の歯垢除去効果が期待!
歯ブラシとフロスを併せて使うことで歯と歯の間の歯垢除去率が1.5倍にアップしたというデータがあります。
日本歯周病学会会誌
https://www.jstage.jst.go.jp/article/perio1968/17/2/17_2_258/_article/-char/ja/
歯と歯の間は歯ブラシの毛先が届きにくいため歯垢が残りやすい場所です。
しかし、歯ブラシとフロスを使うことで、歯と歯の間の歯垢を落とす効果は大幅にアップします。
- 虫歯や歯周病の予防になる
虫歯や歯周病の原因の1つに歯垢があります。
フロスを使うと歯垢をよりキレイに落とせるということは、むし歯や歯周病の予防につながります。
- 口臭予防にもつながる
口臭は自分では気付きにくいですが、自分が使ったフロスがクサイと感じたら、口臭がしてる可能性があります。
口臭の原因も、歯垢や食べかすなどの汚れが原因です。
フロスで歯垢をしっかり取り除くことで、口臭予防や、改善にも繋がります。
- 虫歯や歯周病、詰めものなどの異常を早く見つけられる
フロスを使っていることで、
・いつも同じ場所で引っかかる
・フロスがばらけてしまう
・フロスが切れてしまう
・歯茎から血が出る
以上のようなときは、虫歯や歯周病の可能性、もしくは詰めものや、かぶせものに異常がある可能性が感じ取れます。
口の中の異常に早く気がつけることで治療の負担も楽になります。
フロスの使い方はかんたん!
私がフロスを初めて使ったときは、前後に動かしながら上下するものだと思っていました。このやり方だと歯茎に当たるたびに出血しやすくなります。
フロスを前後に動かすのは歯の間に入れるときと抜くときだけで、歯垢を取るには上下に動かして取ります。
①前後に動かしながら、ゆっくりと歯と歯の間に入れる。歯と歯が接している部分を通すときは、きつく感じる場合もありますが、力を入れて勢いよくフロス入れると歯茎から血が出ることもるので気をつけましょう。
②歯ぐきに少し触れるまで入ったら、左右の歯の側面それぞれに沿わせて上下に左右に動かし、歯垢や食べカスを取り除きます。
③歯間から抜き出すときも、ゆっくりと前後に動かしながら抜きます。
フロスの後はうがいをする!フロスの途中は?
フロスが終わったら、軽くうがいをします。
なぜならフロスで、歯に付着していた菌がはがれ、唾液の中に混ざっているからです。
唾液中に取れた菌がたくさんありその菌を飲み込むと、腸を乱したりすることもあります。
フロスの途中でも唾液が溜まってきたときはその唾液は飲まない方がいいです。
吐き出すだけでもいいし、気になる方は、軽くうがいするとさらに安心です。
まとめ
フロスをやりすぎることでしみることや知覚過敏になることはない。
フロスの糸で歯が削れることは考えにくい。
フロスをしていてしみるときはすでに虫歯や知覚過敏になっている可能性がある。
フロスをすることで虫歯や歯周病、口臭などお口のトラブルを予防することができる。