柱サボテンが黒くなる!変色する3つの原因と対処法

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柱サボテンが黒くなる、変色するときは柱サボテンからの異常のサインです。

この記事では、観葉植物や多肉植物が好きで花屋で働く管理人が、柱サボテンが黒くなる、変色する原因や対処法などを解説しています。

柱サボテンが黒くなる・変色する3つの原因

柱サボテンが黒くなる、変色する原因は大きく3つあります。

柱サボテンの一部が黒く変色する

柱サボテンの一部が黒くなることがありますが、場所によって原因が違うことがあります。

根元が黒く柔らかくなる

柱サボテンが黒くなる原因の1つに根腐れがあります。

根腐れとは水を与え過ぎることで、土が常に湿っている状態になり、根が呼吸できずに腐ってしまう症状です。

とくに柱サボテンなどのサボテンは、休眠期があるので、休眠期にいつも通りに水を与えていると、根腐れに張ってすることもあります。

柱サボテンの根元から黒く変色して、柔らかくなっている場合は根腐れの可能性が高いです。

先が黒く変色してカリカリになる

柱サボテンの先端が黒くなる場合は、水不足が考えられます。とくに背が高く伸びた柱サボテンは、冬場や乾燥期に先端の柔らかいところからしなびて来ることがよくあります。

水不足に気づかずにいると、柱サボテンの先が黒くなってカリカリになります。

黒く変色した部分はカットして、緑色の元気な部分だけ残すと、カットした脇の部分から、新しい芽が出てくる可能性があります。

表面に黒い斑点がある

柱サボテンに黒い斑点が付き、次第に全体に広がって灰色のカビが生えてくるのが黒斑病です。

柱サボテンに黒い斑点が発生したときは、黒斑病の可能性があります。

黒斑病の病状が進んでいなければ、殺菌剤を使えば腐らずに育てられる可能性はありますが、黒く変色した部分は治りません。

病気の部分から上の部分をカットして、植え替えましょう。

トゲの根元に黒いすすのようなものが付いている

柱サボテンのトゲの根元に、黒いすすのような粉状のものが付いているときは、すす病の可能性があります。

すす病の原因は、柱サボテンについた害虫(アブラムシ、カイガラムシ)が出す、排せつ物につく菌によってかかる病気です。

すす病の対処は、殺菌剤を使って殺菌をし、すす病の原因であるアブラムシやカイガラムシを駆除することです。

アブラムシやカイガラムシを、歯ブラシなどでそぎ落としたり、ピンセットなどで駆除します。

柱サボテンが黒く変色したら胴切りで対処

柱サボテンが黒くなる、変色したりする原因は水やりや病気によるものです。

柱サボテンが黒く変色してしまったら、胴切りという方法で腐った部分や病気の部分を切り落とし、植え替えすることで復活できます。

胴切りとは、胴体を完全に健康なところで切ってしまう方法です。

切り口に褐色の部分がなくなるまで切り詰めて、乾燥させて植え替えします。先端の場合は切り口の脇から新しい芽が出てきます。

胴切りは、病気の時だけでなくふやしたり、見栄えをよくするために仕立て直したいときにも行います。

胴切りの手順

胴切りはカッターを使います。カッターは雑菌を防ぐためライターなどで火であぶって消毒したものを使います。

サボテンのサイズが大きいときはナイフやのこぎりを使います。

柱サボテンが根腐れしている場合は、根腐れしている部分より上の先端を、病気で変色している場合は変色している部分より上の先端をカッターで横方向に切り取ります。

切り離した先端の切り口は、1週間から2週間ほどしっかり乾燥させます。

新聞紙で軽く包むと湿気を吸収してくれるので、むき出しの状態で乾燥するよりおすすめです。

切断面を下にして鉢に、新しい用土をいれて植えつけます。

水やりは植え付け後、1週間から2週間後に行います。その間は半日陰に置いて根が出るのをまってから、新しい環境にならしていきます。


柱サボテンを黒く変色させない育て方

置き場所と日当たり

柱サボテンは日当たりの良い環境が必要です。基本的には、屋外でしっかりと直射日光に当てて育てます。室内で育てる場合は、日差しの入る窓際で育てることが重要です。

ただ、夏場の直射日光は葉焼けの原因になるので、夏場はレースのカーテン越しに置いたり、明るい日陰に置いたりしてください。

室内の暗い場所では先端が細くなり、形が崩れるので注意が必要です。

柱サボテンは多湿はよくないので、屋外に置くときは雨が当たらない場所に置いてください。

温度管理

柱サボテンは暑さには強いですが、寒さは弱いです。冬場室内に入れた場合でも最低温度5℃以上をキープしてください。

種類によっては0℃まで耐えることのできるものもありますが、肌寒くなる秋からは室内の明るい場所にに移動させた方が安心です。

ただし、冬の夜の窓際は外気と変わらないくらいに冷え込むので注意が必要です。

柱サボテンは乾燥を好みますが、暖房の風が直接当たると枯れることもあります。

冬は暖房の風が当たらない窓から少し離れた場所で管理してください。

水やりの頻度

柱サボテンの水やりは、成育期と休眠期で与える水の量が異なります。

多くの柱サボテンは4月~9月頃が成育期で、10月~3月頃が休眠期です。

成育期は、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与えます。

休眠期は柱サボテンの生長がほとんど止まるので、水やりの頻度は3~4週間程度に1回に留めます。

柱サボテンの種類によっては、夏に休眠期になる柱サボテンがあります。

7~8月が休眠期の場合は、土が乾いたら鉢を半分濡らすぐらいを月2回程度にします。

とくに冬は水やりは控え目にして、水をやりすぎないように注意しましょう。

気温が0度以下になる場合は、水を与えなくても構いません。暖かい時間帯に月に1度葉水をしっかり与えるぐらいで良いです。

水やりは水道水でも問題ありませんが、できれば塩素が抜けている方が植物にとってはいいですね。

ミネラルウォーターやウォーターサーバーを使うのはさすがにもったいないですが、水道水を使うウォーターサーバーならお家の観葉植物にはいいですね。

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肥料

柱サボテンは本体の内部に、水分や栄養を蓄えるので、多くの肥料は必要ありません。

成長期の4~9月に2か月に1回置き肥を置くか、水やりの代わりに月に1かい液体肥料を与えます。

肥料のやりすぎは根が痛んだり、根腐れに発展するので注意が必要です。

寒くなる秋冬は肥料は必要ありません。土の上に置いた置き肥も取り除くようにしてください。

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