ウンベラータの葉がしわしわになるのは、水やり、日光不足、温度管理など何かしらのトラブルのサインです。
ウンベラータは気温が低くなると根から水の吸い上げが弱くなります。冬場に葉がしわしわになる場合は水やりを控えて、葉水(葉に霧吹きなどで水をかける)を与えてみましょう。
この記事では、観葉植物が好きで花屋で働く管理人が、ウンベラータの葉がしわしわになったときの対処法や、原因を解説しています。
ウンベラータの葉がしわしわになったときの対処法
ウンベラータの葉がしわしわになってしまったら、肥料や水を与えても元気に戻りません。
ウンベラータの葉がしわしわになったら、思い切って弱った葉を剪定しましょう。
剪定して新しい葉を生やすことで、元気なウンベラータに復活する可能性があります。
剪定とは増えすぎた葉や、不要な葉を切ることです。
しわしわになった不要な葉や、枯れた葉などを切り落とすことで、残りの葉に栄養が行き渡り、株全体が元気になります。
ウンベラータの剪定をするときの注意点は、必ず暖かい時期に行うことです。
寒い冬の時期に剪定すると、そのまま枯れてしまう可能性があります。
4月頃の成長期の始めに剪定すると、剪定した後に新芽がどんどん育っていきます。
成長期に剪定すると1ヶ月ほどで新芽が出始めて、2ヶ月ほどで葉が生え揃います。
年中暖かい環境を保つことができる室内であれば、剪定する時期を気にする必要はありません。
ウンベラータの剪定はこちらの記事で詳しく解説↓↓
ウンベラータの葉がしわしわになる原因
ウンベラータの葉がしわしわになる原因は、管理している環境や水やりなどが考えられます。
葉がしわしわになる主な原因
・温度管理
・日光不足
・水やり
・ハダニ
ウンベラータの葉は大きくて薄いので乾燥しやすく、温度管理や水やりを忘れると、葉がしわしわになって傷んでしまうことがあります。
ウンベラータは熱帯地域の植物なので、寒さに弱い植物です。冬の時期に暖房の無い室内では、弱ってしまって葉がしわしわになることがあります。
ウンベラータは冬の寒さが苦手ですが、夏の直射日光にも弱いので、日当たりのよすぎる場所に置くと、葉焼けや葉がしわしわになる原因となります。
葉焼けとは、直射日光で葉の細胞が焦げて、葉の色が変色することを言います。
葉やけすると、葉の色がもとに戻ることはありません。
ウンベラータの葉は大きく薄いため、葉の蒸散(葉からの水分の蒸発)のサイクルが早いです。葉が乾燥しやすいので、しわしわにならないよう、できれば毎日葉水をしてあげましょう。
葉水とは、霧吹きなどで葉に水をかけることです。乾燥を防ぎ、ハダニなどの害虫の予防もできます。
ウンベラータの葉に赤い虫がいると、ハダニの可能性が高いです。
ハダニは蜘蛛みたいに糸を出すので。ウンベラータの葉に糸みたいなものがあればハダニがいます。葉の裏に隠れていることが多いです。
葉の裏にも葉水をすることで、ハダニを駆除することができます。
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ウンベラータの葉がボコボコに?
ウンベラータの葉がボコボコしていると、何かしらのトラブルなのかと、気になることもあるかと思いますが、新しい小さな葉は、ボコボコしたような感じです。
葉が大きくなればボコボコはなくなります。
春から秋の暖かい時期であれば、新芽から新しい葉がスムーズに開ききることが多いのですが、気温がさがる冬はうまく葉が開ききらず小さいままだったり、葉の表面がボコボコとしたりすることがあります。
ウンベラータの葉が垂れる
ウンベラータの葉が垂れるように、下へ向きだしたら水分不足のサインです。
水不足に気づかずにいると、葉がしわしわになることもあります。
ウンベラータ葉が垂れる場合は、水やりをしてしばらくすると、また元に戻るので、少し多めに水をあげると良いです。
土がしっかり乾いて葉が垂れてきたらたっぷりと水やりをしましょう。
水やりのタイミングがむずかしいと感じている方は、水分計チェッカーという便利なツールがあるので、気になる方はチェックしておいてください。
水分計チェッカー↓↓
ウンベラータの元気な育て方
置き場所と日当たり
ウンベラータは明るい場所で育てるのがおすすめです。
室内であれば日光がレースのカーテン越しに入ってくる窓辺や、午前中だけ直射日光が入ってくる半日陰がおすすめです。
室内から屋外に出す場合は、急な直射日光に当てると葉焼けをおこすので、少しずつ日光に慣らして直射日光に慣らしていきます。
また、遮光ネットなどで30~50%程度遮光をして、屋外で育てる方法もあります。
風通しが悪いと病害虫が発生することもあるので、風通しの良い場所で管理しましょう。
サーキュレーターなどを使って風をあてるのもひとつの方法です。
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水やり
ウンベラータの水やりは土の表面が乾いているのを確認したら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
ウンベラータは冬場になると、葉を落として休眠状態に入ります。休眠期は土が乾燥してから2~3日たってから水やりをします。水やりを控え気味にして休眠が明けるのを待ちます。
ウンベラータは葉が大きくホコリがたまりやすいため、葉水をすることをおすすめします。表だけでなく裏もしっかり葉水をすると病害虫の発生を予防することができます。
水やりは水道水でも問題ありませんが、できれば塩素が抜けている方が植物にとってはいいですね。
ミネラルウォーターやウォーターサーバーを使うのはさすがにもったいないですが、水道水を使うウォーターサーバーならお家の観葉植物にはいいですね。
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ウンベラータの冬越し
肌寒いと感じる季節になれば、ウンベラータの成長がゆっくりになるので、水やりの頻度を見直しましょう。
土が乾燥してから2~3日後に行うようにします。
ウンベラータは寒さや乾燥に弱いので、ヒーターなどの暖房を使って保温してください。
パネルヒーターは、火を使わず温風が出ないので、乾燥せず植物や人にも優しいのでおすすめです。
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