パキラに葉水をやりすぎても、大きなトラブルになることはありません。
ですが、いくら丈夫なパキラとはいえ、やはり葉水でもタイミングを間違えたり、頻度や量が多いと、何かしらのトラブルに発展することもあります。
パキラの葉水はやりすぎる必要はない
この記事では、観葉植物が好きで、花屋で働く筆者が、パキラの葉水をやりすぎると、起こるかもしれないトラブルや、パキラの葉水のやり方などを解説しています。
パキラには葉水は必要ですが、やりすぎる必要はありません。
パキラへの葉水をやりすぎると、トラブルになる時期があります。
とくに梅雨の時期や、空気中の湿度が高い日は、葉水をやりすぎるとカビや菌が繁殖する可能性があります。
水分が乾きにくいときは葉水をやりすぎず、乾燥気味にするといいです。
また夏の暑い時期に昼を過ぎて葉水をすると、葉に付いた水滴が虫眼鏡のような役割となり、葉焼けを起こす可能性もあります。
夏場はできるだけ早い時間に葉水を済ませることをおすすめします。
パキラへの葉水のやり方
パキラを育てるときに、付け加えて置きたいのが、水やりとは別に葉水を与えることです。
葉水とは霧吹きで葉に直接水を与える育て方です。
葉水は乾燥から葉を守ることと、病害虫も効果的に予防できます。
葉水を与えることで、葉をイキイキと美しい状態に保つことができます。
とても簡単な育て方のひとつなので、ぜひパキラのお世話に取り入れることをおすすめします。
葉水は毎日しても問題なし
パキラの葉水は毎日行っても問題ありません。
葉の表面だけでなく裏側も定期的に葉水してあげるのがおすすめです。とくに害虫対策の際はしっかりと裏面まで葉水してあげます。
葉水をするときに意識しておきたいのが、水の量と時間帯です。
水の量は葉を潤す程度に軽く吹きかけていきます。
毎日、毎回大量の水を与える必要はありません。害虫の発生があるときは重点的に与えるようにしてあげましょう。
ホコリが目立つときは、キッチンペーパーを濡らして拭いてあげる方法もあります。
パキラの葉水の頻度やタイミング
基本的にパキラの葉水の頻度は毎日1回で、太陽が昇り切る10〜11時ごろまでに、葉水をするのがベストなタイミングです。
夏場など気温が高い昼間に、葉水をしても水分がすぐに蒸発してしまい効果があまり期待できません。
午前中に葉水をしたあとは、夕方にもう1度株全体に水を吹きかけましょう。鉢の温度をできるだけ早く下げ、根が痛まないように多めに吹きかけるといいです。
真夏の時期は葉水の頻度も多めに、夜に3回目の葉水をしてあげましょう。寝る前に空気中やパキラがうるおった状態をつくってあげるといいです。
冬の室内は暖房でお部屋が乾燥しています。乾燥しやすい部屋の場合は、湿気がたまりやすい部屋よりも頻度多く葉水をします。
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西日が入りやすい部屋の場合は、日中だけでなく夕方にも葉水の頻度やタイミングの工夫が必要です。
まとめ
パキラの葉水はやりすぎる必要はありません。湿度の高い時期に葉水をやりすぎると、カビや菌の原因になることもあります。
夏場は葉についた水滴がレンズ代わりになって、葉焼けすることもあるので、朝のうちには水を与えましょう。
葉水の頻度は1日1～3回ぐらいで、夏場や空気が乾燥する室内はは3回ぐらいです。
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